1.運用コンサルティング‐⑤ファンド評価
選択の条件
- お客様の運用目標と運用哲学の実現に貢献できるファンドであること
- お客様のリスク許容度・目標収益率の水準・投資期間等を加味し、 個々のお客様毎に 最適なファンドの組み合わせ候補を提供する
- ファンドにはレーティングを付与せず、 定性・定量基準をクリアしたtァンド全体の中から、 モィ客様との適合性を考慮し、候補先ファンドを選定する
- 運用報酬に見合ったアルファの創出が出来るファンドであること
- リスク対比リターンではなく、コスト対比リターンの最大化を目指す
- 市場変動性の低い資産・市場効率性の悪い資産については、 無理に超過収益を狙わず、パッシブファンドを積極的に活用する
定性分析基準
- ①経営環境と人事組織
- 企業(グループ)経営全体における経営の安定性と 資産運用ビジネスの位置付け
- 企業グループ内での人事の独立性
- CIOの役割と自覚
- 運用手法と組織人事の一体性
- 意思決定プロセスの一貫性
- 組織としてのリスク対応プロセス
- 顧客対応窓口の運用に対する意識の高さ
- 運用哲学
- 投資対象市場のリスク特性と運用手法との整合性
- 自らの運用手法の特性と、スポンサーとの適合性への意識
- 運用手法
- 論理の一貫性(手法の変更等を含めた一貫性)
- 手法の有効性と経済・市場特性との整合性の認識
- 目標とする運用収益が獲得できる潜在条件と期間への認識
定量分析基準
- 各種超過収益分析
- 市場スタイル分析
- ピアグループ分析
- 市場ベータとの相関分析
- 尖度・歪度等ストレス分析
超過収益が過去3年(3カ月ごとにローリング) 連続してマイナスであった場合は投資対象ユニバースから除外
定性・定量いずれの項目においても、
ネガティブリストに入らないファンドを対象として、
お客様のポートフォリオ候補を選択