本年も大変お世話になりました。
金融市場に長年関わってきていると、「緩やかな変化」という言葉が如何に非現実的なものであるか、ということが身にしみます。
変化には兆しはあります。でも兆しが現実になる時、その変化は非常に短期間の内に、多くの人が気付く間もなく展開していきます。
日本が金利とインフレのある普通の国になったことを、金融市場に日々携わる我々ですら、未だ全く消化できていません。
30余年に亘るわが国のデフレ経済が、何時、何がきっかけで、どうして、突然終わったのか。検証できるのは10年以上先のことになるでしょう。
大きな変化を受けて始まる2026年。
「金利とインフレ」の先にある、はずの、「成長」がどのような形になっていくのか。普通の国になった日本に期待しつつ新年を迎えたいと思います。
本年も大変お世話になりました。
暴れ馬の一年になりそうですが、しっかり手綱を引けるように精進してまいる所存です。
寺本名保美
(2025.12.26)